残念ながら趣味に飽きることはあります。
一生興味を持ち続けられればいいのですが、実際のところ趣味に飽きることは少なくありません。
突然飽きることもあれば、徐々に冷めていく感じのときもあります。
趣味に飽きたらどうするか。
「趣味に飽きたらやめればいい」という考えも一理あります。
飽きたのですから、無理に続けても仕方ないように思われます。
しかし、そのままやめるだけでは芸がありません。
やめるのは簡単です。
飽きた原因を探ってみることも大切です。
なぜ自分は趣味に飽きたのか、一度足を止めて考えてみましょう。
飽きたものは仕方ないと言うのは簡単ですが、こういうときこそ具体的に理由を探ってみたい。
じっくり考えてみると、何らかの原因が見えてくることがあります。
たとえば、趣味に飽きたのは、つまらないと感じるようになったとしましょう。
なぜつまらなくなったのか考えてみます。
原因を探ってみた結果「同じことの繰り返し」に原因があるとわかりました。
毎回同じパターンばかりなので、単調さゆえに刺激が乏しくなり、飽きを感じるようになりました。
それなら、新しいパターンにチャレンジをしてみればいいのです。
同じ趣味でも、新しいパターンがあるのではないでしょうか。
新しいやり方、新しい道具、新しい使い方、新しいメンバーなどなど。
新しいパターンにチャレンジをすれば新鮮な刺激が舞い込んできて、再び趣味が楽しく面白く感じられるようになるでしょう。
趣味に飽きた原因が「仲間がいなくなったから」だとします。
一緒にやる相手がいなくなり、自分一人だけではなかなか楽しめないこともあるでしょう。
それなら、また新しく趣味仲間を作ればいいのです。
声をかけられるのを待つのではなく、自分から積極的に動いていくことが大切です。
自分から声をかけていけば、趣味仲間はいくらでも増やしていけます。
ネットで探したり、教室を変えてみたりなど、方法はあります。
趣味仲間ができれば、再び趣味が楽しく面白く感じられるようになるはずです。
趣味に飽きた原因が「成長が感じられなくなったため」だとします。
それなら成長を感じられるような工夫をすればいいのです。
自分の取り組みを見える化させることです。
日記を付けたり、数値化させて結果を記録したりすれば、自分の成長を客観視できるようになります。
記録に残せば、消える心配もありません。
自分の歩みを後から振り返れるようになります。
言語化なり数値化なり、成長を目に見える形にすれば、前進できていることがわかります。
スピードは遅くても前進できている確信があるなら、モチベーションをうまく保てて、まだまだ長く続けていけるのです。
飽きたことにも原因があります。
飽きといっても「改善できる飽き」と「改善できない飽き」があります。
完全に飽きた場合は仕方ありませんが、改善できる飽きならやれることがあります。
原因がわかれば、おのずと解決策が見えてくるのです。