挨拶をしても無反応の人がいます。
「おはようございます」と挨拶しても返事がありません。
笑顔で明るく挨拶をしてもスルーされます。
目を合わしてくれない人すらいます。
「嫌われているのかな」「挨拶が面倒なのかな」と思うかもしれません。
挨拶が返ってこないのはあまり気分がいいものではなく、むっとする人もいるでしょう。
挨拶を返してこない人がいたとき、どうすればいいのでしょうか。
挨拶を続けるのです。
挨拶が聞こえないだけかもしれません。
調子が悪いときなのかもしれません。
あなたも、挨拶されたことに気づかないときがあるでしょう。
次のタイミングなら、普通に挨拶を返してくれるかもしれません。
では、何度挨拶をしてもずっと無反応であればどうするか。
「反応がないから、もう挨拶をしなくてもいいかな」と思いそうになりますが、ここが正念場です。
それでも挨拶を続けるのです。
次のタイミングも、次の次のタイミングも、普通に挨拶を続けましょう。
10回でも20回でも、ひたすら挨拶を続けます。
挨拶が反応がないからといって無視すると、相手を排除することになり、人間関係が険悪になります。
たとえ相手から嫌われていたとしても、挨拶は続けるのが賢明です。
挨拶が返ってこなくてもむっとしないことです。
挨拶が返ってこなくて不快になるのは、心のどこかで見返りを求める気持ちがある証拠です。
自分の中で「挨拶は返ってくるもの」という考えがあるからです。
挨拶は返ってくるものとは限りません。
「挨拶が返ってくるだけでありがたい」と思うことです。
感謝の気持ちを持てば、挨拶がなくても、返事がなくても平気でいられます。
挨拶が返ってくることがあれば「ラッキー!」と喜べ、一段と幸せな気持ちになれます。
挨拶が返ってこなくても、相手の態度に惑わされず、挨拶の習慣を貫きましょう。
少なくとも間違ったことはしていません。
自分の習慣に自信を持ち、気持ちのいい挨拶を続けてください。
挨拶は、相手のためだけでなく、自分のためにもなります。
挨拶の言葉は、テンションを上げる言葉でもあります。
自分の口から発した明るい挨拶は、自分の耳で聞くことになります。
元気よく挨拶をすれば、元気のいい声を聞くことになります。
相手から挨拶が返ってこなくても、少なくとも自分のテンションはアップするのですから無駄にはなりません。
自分のためと思えばいいことです。
「好きでしているだけ」「自分のためにしている」と思えば、返事がなくても平気でいられます。
あなたが挨拶を続けていると、だんだん相手の心に変化が出てかもしれません。
いつの日か、相手から挨拶が返って日が来る可能性もあり得るのです。