うっかり言いすぎてしまった経験はありませんか。
議論が白熱して言い合う状況になると、つい感情的になるもの。
うっかり言いすぎてしまい、相手を傷つけることがあるでしょう。
暴言を吐いたり悪態をついてしまったりです。
「しまった!」と焦ることになり、嫌な空気が流れます。
その場で言いすぎたことに気づくこともあれば、いったん時間を置いてから気づくこともあります。
人は誰でも過ちを犯すものであり、それは発言においても同様です。
自分の失言を悔やむことがあるのではないでしょうか。
さて、言いすぎたことに気づいたらどうするか。
ここが運命の分かれ道です。
よくあるのが「今度会ったときに発言を撤回して謝ればいいだろう」というケースです。
謝るだけまだいいのですが要注意です。
今度会うのはいつになるかわかりません。
しばらく会わないままになるかもしれません。
二度と会わないことになる可能性もゼロではないでしょう。
ショックの言葉は、言うほうは平気でも、言われた側はずっと覚えているものです。
相手の胸にぐさりと突き刺さったままになります。
謝罪を後回しにしていると、今度会うときまでショックの言葉に悩まされ続けることになります。
そのままにしていると、2人の関係にひびが入り、関係修復が難しくなります。
取るべきアクションはただひとつです。
うっかり言いすぎたときは、すぐ発言を撤回して謝りましょう。
謝るのが遅くなると、謝罪の効果も半減します。
謝罪の言葉は、スピードが命です。
1分1秒でも早く謝ることを意識してください。
謝罪の言葉は早ければ早いほど、相手が悩む時間も短くなります。
タイミングを逃すと「今さら謝っても遅い」と思われることもあります。
わびる気持ちがあるなら、できるだけ早いに越したことはありません。
会話の途中で言いすぎたことに気づいたなら、その場ですぐ発言を撤回して謝りましょう。
「今のは言いすぎました。ごめんなさい」という一言でいいのです。
謝罪の言葉は、早ければ早いほど傷が浅くて済みます。
相手がまだ近くにいるなら、走って追いかけてでも謝罪することです。
大げさに思うかもしれませんが、謝るというのはそのくらい急ぐべきことです。
相手と直接会えないなら、電話でもメールでもいいので、すぐ連絡を入れておきましょう。
明日ではなく、当日中に連絡を入れるのが賢明です。
夜が遅いなら、メールにすればいいことです。
残念ながら、言葉を撤回したところで相手の記憶には残るでしょう。
一度相手に届いた言葉は取り消しが難しい。
ショックの言葉であればあるほど、謝罪・撤回に関係なく、長く引きずることになるはずです。
それでも何もしないでいるより、きちんと謝っておくほうがよい。
許してくれるかどうかは相手次第ですが、少なくとも何もやらないでいるよりは賢明です。
口に出してしまったことは仕方ありませんが、きちんと謝罪して、誠意の姿勢を見せることは大切です。