本を読んでいると「突き刺さる言葉」と出会う言葉があるでしょう。
短いフレーズであっても、大きなインパクトがあると、心をぐっと動かされます。
あるときは励まされ、あるときは勇気づけられ、あるときは元気をもたらしてくれるでしょう。
突き刺さった言葉はいつまでも忘れられないものです。
しかし、突き刺さる言葉は「出会うもの」とは限りません。
「作り出すもの」でもあります。
どうすれば突き刺さる言葉を作り出せるのか。
強く自分に言い聞かせればいいのです。
奮い立たせる言葉を自分に強く言い聞かせてください。
奮い立たせる言葉であれば、何でもかまいません。
シンプルで普通の一言であっても、前向きな言葉ならOKです。
平凡な一言であっても、あなたを動かす力はあります。
「私ならできる!」
「心も体も前を向け!」
「自分を信じろ!」
「ピンチをチャンスに変えろ!」
「今やらないでいつやるんだ!」
「自分の未来を切り開くのは自分だ!」
「ひたすらベストを尽くすだけだ!」
「ぎりぎりの崖っぷちだ。わくわくしてきた!」
力を込めて、しっかり自分に言い聞かせましょう。
自分を諭すように言い聞かせてください。
そうすれば、短い一言でもぐさりと突き刺さります。
心の奥までしっかり響き、潜在意識にも到達します。
「どんな言葉か」より「どれだけ強く自分に言い聞かせるか」です。
普通に言い聞かせるのではなく、強く言い聞かせることがポイントです。
人から説教されるのは抵抗があっても、自分で自分を説教するならすんなり受け入れられるはずです。
しっかり言い聞かせれば、潜在意識まで到達して、内面から変わっていきます。
心を打ち抜かれたような衝撃を覚え、はっとするのです。
あなたを励ますのは、あなたです。
あなたのやる気を上げるのも、運命を変えるのも、あなたです。
突き刺さる言葉は、出会うものではなく、作り出すものなのです。