成長したいなら「驚きの目」を持つことです。
驚くことを見つける力であり、素直に驚きを表現することをいいます。
私たちは驚いた瞬間、脳の働きが活性化されます。
きちんと驚くと、衝撃によって脳にしっかり刻まれるので、印象に残ったり覚えやすくなったりします。
素直に驚くことで、普通の出来事が感動の出来事に変わります。
私たちは大人になるにつれて、驚かないように心がける傾向があります。
「驚いたら負け」と思うようになります。
「私はこれくらいのことでは驚かない」「驚かないことが大人の証し」と言わんばかりに、驚くことを抑えるようになります。
これはよくありません。
「驚いたら負け」と思っていることほどかっこ悪いことはありません。
驚かないようにするのは、成長を抑制する悪い習慣です。
子どもは、ちょっとしたことですぐ驚きます。
日頃からアンテナを張っていて、積極的に驚くことを見つけようとします。
少しでも心を動かされるものがあれば、口を開け「おお!」と声を出します。
眉を上げ、目をきらきら輝かせます。
興味を持って、その場から離れようとしないことも少なくありません。
成長するから驚けるようになるのではありません。
驚くから成長するのです。
子どもは、素直に驚きを表現する達人です。
あなたも昔は驚きの目を持っていましたが、いつの間にか封印しているのではないでしょうか。
子どものようにきちんと驚けばいいのです。
童心を思い出して、封印を解いて、驚きの目を取り戻してください。
感受性を高め、積極的に驚くことを見つけていきましょう。
日頃からアンテナを張っていると、感受性が高まり、驚くことを見つけやすくなります。
少しでも心を動かされるものが見つかれば、恥ずかしがらず、素直に感情を表に出しましょう。
驚きの声を出し、驚きの表情して、驚きの目を輝かせましょう。
少しでも驚かないようにするのではなく、少しでも驚くようにすることです。
驚きの目を持つ人は表情がよくなって、人間味が増していきます。
日常も輝いて見えるようになります。
きちんと驚くと、きちんと脳が働きます。
物事をすいすい吸収していき、結果として成長も早くなるのです。