人は、考えてばかりいる生き物です。
私たちは、1日におよそ187000項目を考えているといわれています。
つまり、1秒に3項目は何かを考えているということになり、朝起きてから寝るまでずっと考えっぱなしです。
これでは脳が疲れるのも当然です。
ここで役立つのが「瞑想」です。
瞑想をすることでスムーズに脳を休ませることができ、ストレス解消や心の正常化を促します。
メンタルヘルスの世界において瞑想は治療法として用いられていて、ストレス軽減につながることがわかっています。
リフレッシュとして、すでに瞑想を取り入れている人も多いのではないでしょうか。
さて、普通に瞑想をするのもいいですが「あるもの」と組み合わせるとさらに効果が高まります。
お香と瞑想を組み合わせてみましょう。
「お香」と聞くと、お線香の香りをイメージするかもしれませんが、その限りではありません。
木の香りのお香、花の香りのお香、フルーツの香りのお香、ハーブの香りのお香、エキゾチックな香りのお香。
お香の香りにもさまざまな種類があるので、自分に合ったものを選んでみるといいでしょう。
煙が苦手なら、煙の出ないお香もあるので検討してみてください。
お香をたきながら静かに目を閉じ、瞑想をしてみましょう。
普通に瞑想するだけでも素晴らしいですが、お香と組み合わせることでさらに素晴らしくなります。
方法は簡単です。
静かに目を閉じて、ゆっくり呼吸をします。
3~4秒かけて息を吸い、6~8秒かけて息を吐きます。
音楽はかけず無音が基本です。
無音が気になるようであれば、ヒーリングミュージックやアンビエントミュージックであればOKです。
お香には、心地いい香りがあります。
お香をたきながら瞑想をすれば、誰でも簡単に心が安らぐ時間を過ごせ、上質なリラックスができるでしょう。
「嗅覚は本能に近い感覚」といわれていて、香りには人の気分に直接作用する力があります。
そのため瞑想とお香を組み合わせることで、より高いリラックス効果を期待できます。
普段は3分程度の瞑想なら、たまには10分くらい時間を使ってたっぷり瞑想をしてみましょう。
たった10分でも、体が宙に浮いているような不思議体験ができるでしょう。
夢の中にいるような、不思議な感覚を覚えるに違いありません。
普通の瞑想だけでも効果的ですが、お香と組み合わせることでさらに効果が倍増します。
「お香の香りはちょっと苦手」という人もいるでしょう。
そんな人は、お香の代わりにアロマオイルを使うのも1つの方法です。
お香の香りが苦手でも、アロマの香りが苦手な人は少ないでしょう。
アロマキャンドルに火をともし、香りを楽しみながら瞑想します。
香りの種類は、直感で決めてOK。
お店で試しに嗅いでみて「いいな」と思った香りを選ぶだけです。
アロマオイルの種類は豊富にあるので、きっと自分に合ったものが見つかるはずです。