「整理整頓」は、きれい好きの人に必ずある習慣です。
本棚を整理したり服をきれいにたたんだり台所を整理したりと、こうした「整える習慣」を持っている人は生活が快適です。
部屋の中がごちゃごちゃしていると、見ているだけで頭の中も一緒にごちゃごちゃになってしまいそうです。
不必要に物が置かれていると、それだけで精神的に疲れてくるのです。
きれいにすっきり整えられた部屋で生活していると、疲れも取れやすく元気も出やすいことをご存じですか。
その最も良い例は、病院の部屋です。
病院に入院している患者の部屋は、必ずきれいすっきり整頓されていますね。
部屋の色は、白が基調です。
必要な物以外は置かないようにされています。
不必要な物を置いていると、患者の気分を害してしまい、病気の回復に影響が出るからです。
もし、病室が物置小屋のようにごちゃごちゃ物が置かれていたら、どうでしょうか。
落ち着きがなく、患者まで物扱いにされているようです。
整理整頓されていない部屋は、精神的な余裕を奪ってしまいます。
病室がきれいに整理整頓されているのは、心の中まできれいにして、病気の回復を早める効果があるからです。
部屋にいる患者だけでなく訪れる看護師にとっても、きれいで整理整頓された部屋は精神的に安定をもたらすのです。