「シンプル」は、幸せに必要不可欠な要素です。
部屋の中もシンプルにし、不要なものは置かない。
勉強でもシンプルに考えて、シンプルに覚える。
シンプルに行動し、シンプルな内容を選ぶ。
幸せになっている人で、複雑でややこしく考えている人はいません。
みな物事をシンプルに考え、シンプルな生活を送っています。
いつもしかめ面をして表情が硬い人は、物事をわざわざ複雑に難しく考えています。
本屋に行ってもわざわざ難しい内容の本を選んで買います。
「いい年をして幼稚な本は買えない。そんなことプライドが許さない」
人目、見栄、体裁などを気にして難しい本を買った結果、読み切れずに挫折する、という結末になるでしょう。
本当は内容が読みやすくシンプルな本のほうが、わかりやすく書かれているため頭にもすんなり入ってきます。
シンプルで簡単な内容のほうが、頭としては受け入れやすく理解しやすいのは言うまでもありません。
しかし、この人は、つまらないプライドがあるためにわざわざ複雑で難解な本を買ってしまったことが失敗なのです。
難しく考えるほうが偉く思われ、大人らしくかっこいいと思っています。
大人らしいとは、難しくてややこしくて複雑なことだと勘違いをしているのです。
幸せな人はシンプルなことを好みます。
難しく複雑に考えても頭に入らないことを知っていますから、わかりやすいようにシンプルな法則を見つけて覚えます。
ある著名人は「株式会社は、株主に利益を還元することが目的」とシンプルに考えています。
会社を経営する基本をシンプルに考え、迷ったときにはシンプルな原則をもとにして考えます。
シンプルに考えているから基本の軸をしっかり押さえることができ、脱線することがないのです。
シンプルに単純に考えるほうが、しっかりした軸が出来上がるのです。