日常では恥ずかしい気持ちになることがあるでしょう。
公衆の面前で簡単なミスをすると、恥ずかしい気持ちでいっぱいになります。
一瞬で顔が赤くなり、トマトのようになるでしょう。
体温が上がって、心拍数も高まって、額から汗が噴き出すでしょう。
「穴があったら入りたい」という気持ちになるはずです。
特に大恥をかいたときは、あまりにつらくて泣きたい気持ちになるもの。
そんなときに心がけたいことがあります。
どうせ恥をかくなら、開き直って笑いものを演じましょう。
失態をチャンスに変えるのです。
体裁を重んじているから、恥をかいたとき焦ります。
しくじった感が強くなり、いたたまれない気持ちから顔から火が噴き出しそうになります。
やってはいけないことをやってしまった感じがあります。
そこで逆の発想です。
恥をかくことになったら、いっそのこと開き直って、笑いものを演じてしまうのです。
自分のモードを切り替え、笑い者を演じることにしましょう。
ピエロになったつもりでおどけてみましょう。
不本意で笑いものにされるのは嫌ですが、自分から笑いものを演じれば楽しく感じるでしょう。
「さあ、どんどん笑ってくれ!」と思えば、恥ずかしい気持ちが消えます。
開き直ったほうが、周りも気をつかわなくて済みます。
開き直って笑いものを演じてしまえば、恥ずかしい気持ちが吹き飛びます。
しくじった感が消えて、うまくいった感が出てきます。
「うまく笑わせることができた!」という達成感が生まれ、満足できます。
照れ笑いでもいいので、自分もみんなと一緒に笑えばいいのです。
うっかり恥をかいたら、チャンスに変えましょう。
「笑わせるチャンスを手に入れた」と考えてください。
態度を切り替えて笑いものを演じれば「笑われる失態」が「笑わせるチャンス」に変わります。
失態行為を成功体験に変えることができるのです。