エジソンは白熱電球を発明するため、さまざまな種類のフィラメントを試しては失敗を繰り返しました。
ある素材を試して失敗しては、また別の素材を試しては失敗するという繰り返しです。
「フィラメントにぴったりの素材がどこかにあるはずだ!」という前向きな思いがあり、くじけることはありませんでした。
驚くべきことに、チャレンジはおよそ2000回に及びます。
最終的に京都の石清水八幡宮に生えていた竹を使ったフィラメントによって、念願の発熱電球を完成させました。
「うまくいかない」を2000回繰り返したということです。
エジソンが発明した白熱電球のおかげで、24時間の明るい暮らしが実現するようになりました。
「失敗したから終わりました」という人がいます。
「失敗したので無理です」
「どうしてもうまくいきません」
たしかに何でもスムーズに成功できるとは限りません。
チャレンジをして失敗すれば、大きな壁や行き止まりを感じて、そこから先に進めないように感じるでしょう。
しかし、失敗したから終わるという考えは安易です。
失敗したから終わるのではありません。
失敗して諦めるから終わるのです。
終わってしまう原因は「諦め」です。
結局のところ自分から勝負を下りているのです。
失敗しても、諦めずに続ければ、終わりません。
諦めないかぎり、勝負は続きます。
失敗しても、めげずに再チャレンジをすれば、まだまだ試合は続きます。
失敗してもファイティングポーズを取り続けることです。
失敗しても「どこかに突破口があるはずだ」「まだできることがあるはずだ」と希望を持ちながら頑張っていくのです。
時間がかかろうと醜態をさらそうと悪あがきと言われようと、最後の最後まで粘ることです。
「失敗して当然」と思ってチャレンジするのがちょうどいいのです。
そうすれば、失敗の数を重ねようと、簡単には諦めなくなります。
失敗は、次のチャレンジのスタートラインなのです。