運に頼った生き方はよくありません。
運がいけないのではありません。
運に頼る姿勢がいけないのです。
人生は不思議な法則があります。
「運に頼ると、運が悪くなる」ということです。
運に頼ると、受け身の姿勢になります。
受け身のため、自分から行動を起こすことがありません。
やる気が出なくて、集中力が弱くなります。
自分から働きかけないため、自分で物事をコントロールすることができません。
行動もしないので、チャンスに恵まれることもありません。
自分を磨くこともおろそかになり、ますます人に頼ってしまいます。
「誰か私を助けてください」と人に依存するようになります。
「神様、私に運を与えてください」と神様にまで頼るようになります。
自分では行動しないわりに、祈ることには一生懸命です。
何をするにも運任せです。
いつか運に恵まれるだろうと思っています。
人生は運がすべてと思っています。
こういう人を誰が応援するでしょう。
周りから「まず自分で動こうよ」「努力を知らないの?」とあきれられます。
人が離れていき、応援もされなくなります。
神様からも「この人はダメだ」と見放されます。
ひたすら受け身ばかりでは、不毛な時間が過ぎるばかり。
人が離れ、チャンスが逃げ、運に見放されます。
運に頼ると、かえって運が悪くなるのです。
運をよくしたいなら、運に頼らないでください。
運があることは知っていても、最初は当てにしません。
いったん運のことは忘れます。
自分を信じて、まず自力で物事を進めていきましょう。
「運は必要ない」「運を当てにしていない」と考えて努力していると、不思議なことが起こります。
逆に運がよくなるのです。
運に頼らない姿勢になると、自分で動くしかありません。
自分で動くと覚悟を決めると、勇気が出て、強気になれます。
心に火がついてどんどん行動するようになります。
行動が増えるということは、打席に立つ回数が増えるということです。
打率が低くても、打席に立つ回数さえ多ければ、チャンスに恵まれる機会が増えます。
行動すればするほど、チャンスが増え、自然と運がよくなります。
それだけではありません。
行動すればするほど、周りから応援されるようになります。
ひたむきな努力に心を打たれるからです。
壁にぶつかっても「助けてあげよう」と名乗り出てくれます。
「紹介するよ」「プレゼントするよ」「貸してあげるよ」と優しい声をかけられます。
こちらからお願いしなくても、何らかの力を貸してくれるようになります。
ますます運がよくなるのです。
運がよくなりたいなら、運に頼らず、自力で頑張ることです。
不思議なことですが、運に頼らないほうが運に恵まれます。
運とは何か。
運とは、努力をした人だけが得られるご褒美です。
ご褒美ですから、何もしないで最初から得ようとするのは大きな間違いです。
「努力に努力を重ねた末に得られる奇跡」と考えてください。
ご褒美を得るために、運にも神様にも頼らず、まず自力で頑張りましょう。
地道な努力を続けることです。
自分の道は、自分で切り開きましょう。
自分の人生は、自分が作っていきましょう。
運に頼らず自力で頑張る人は、運がよくなります。