一番話したい人を、一番初めに諦めていませんか。
話しかけてみたい気持ちはあるものの、心理的な抵抗があって、話しかけにくいことがあります。
「声をかけてみたい。でも、冷たくされたらどうしよう」
「話が盛り上がらなかったらどうしよう」
「うっかり変なことを言ってしまうと恥ずかしい」
「私なんかが話しかけても迷惑になるのではないか」
期待と不安は表裏一体です。
話したい人であればあるほど、照れや恥ずかしさが出てきて、どきどきしてしまいます。
特に相手が憧れの人であれば、照れや緊張もひとしおです。
心臓が飛び出そうなほど鼓動が高鳴り、足がすくんで、話しかけるのをためらいます。
往々にして一番話したい人を、一番初めに諦めてしまう状況があるのです。
しかし、一番話したい人を後回しにするとろくなことになりません。
「後で声をかけよう」「タイミングがいいときに話しかければいい」など、のんきなことを考えていると、話す機会を失います。
後回しにしていると、本当に話したいと思ったとき、その場にはいないかもしれません。
もたもたしていると貴重なチャンスを逃し、後悔することになるでしょう。
時間が経つにつれて、話したい気持ちも冷めてしまいます。
「話したい」という気持ちが「まあいいか」に変わってしまいます。
後回しにすると、運を逃すのが人生です。
この話を聞いて「自分のことかもしれない」と思った人は、まだ改善の見込みがあります。
余計な先送りは不要です。
話したい衝動を抑える必要はありません。
話しかけてもらうのを待つ必要もありません。
一番話したい人こそ、一番初めに話しかけましょう。
「話してみたい」と思ったときがベストタイミング。
チャンスは、常にスピードが命です。
旅行では、一番行きたいところから行くのが一番楽しめるように、出会いも、一番話したい人から話しかけるのが一番楽しめます。
一番初めに話すから、笑顔になれます。
熱が伝わって話も盛り上がり、いい出会いになります。
照れや恥ずかしさがあるかもしれませんが、弱い心は振り切ってください。
勇気を出して話しかけてみましょう。
一番話したい人から話していくと、一番すてきな展開が待っています。