初対面の相手から、嫌なことを言われることがあります。
癖毛のある人なら「髪の癖がすごいですね」と驚かれる。
肥満体型の人なら「なかなか立派な体型ですね」と笑われてしまう。
意味がわからなくて質問したとき「そんなことも知らないのですか」と言われ、むっとすることがあるでしょう。
ショックを受けて、心が傷ついてしまうこともあるでしょう。
こんなとき、むっとした表情を出さないことです。
相手に悪気があるとは限りません。
相手にとっては普通に言った一言でも、自分にとっては不快に感じることがあります。
むっとした表情を出すと、むかむかしていることが相手に伝わって場の空気が悪くなります。
相手は「余計なことを言ってしまった」と焦って不安になるでしょう。
急に嫌な空気が流れ始めれば、会話の流れが悪くなります。
感情が顔に出やすい人は、特に注意が必要です。
当然ですが、喧嘩腰になって言い返したり騒ぎ立てたりしないことです。
それこそ余計に雰囲気が悪くなり、出会いが台無しです。
嫌なことを言われたら、心がけることはシンプルです。
にこにこしながら受け流しましょう。
「そうなんですよね」「おっしゃるとおりです」と肯定しながら、さらっと受け流すことです。
あるいは「言いすぎですよ」「変なこと言わないでくださいよ」など、慎重な言葉で受け流してもかまいません。
にこにこしていれば、明るい雰囲気を保てます。
場の空気を乱すことがないので会話を続けることができます。
実際ははらわたが煮えくりかえっていても、感情を抑えましょう。
たとえ腹が立って仕方がないときでも、表に出さないことが大切です。
第一印象が悪いからといって、ご縁がなかったとは言い切れません。
初対面は、お互いのことを知りません。
たまたま気分や体調が優れなくて、思考や判断を油断したのかもしれません。
相手はあなたのことを知らないので、うっかり余計な一言を言ってしまったのかもしれません。
特に初対面では、最後まで笑顔を貫きましょう。
明るい雰囲気を壊さないことです。
貴重な出会いに恵まれ、ご縁を続けるためにも、にこにこしながら接するのが一番です。
にこにこしているからこそ、明るい会話が続きます。
明るい会話が続くから、ご縁も続くのです。