「連絡先を交換しませんか」
この一言を言えるかどうかです。
この一言を言えるかどうかで、その後の2人の関係が決まります。
せっかく出会えても「連絡先を交換しませんか」が言えない人がいます。
ビジネスであれば、挨拶のときに名刺交換をするのでスムーズですが、問題はプライベートのときです。
快くうなずいてくれるとは限りません。
自分のことをよく思われていないと、嫌な顔をして渋られるでしょう。
うまくごまかされることもあれば、ストレートに断られることもあります。
断られるとショックです。
「もう自分にはチャンスがない。終わった」と落ち込みそうになります。
そういうシチュエーションになるのが嫌なので、連絡先を交換したくても、言いにくい心理が働きます。
「連絡を交換しませんか」という一言が、妙に重く感じられます。
自分から言うのは怖いので、相手から「連絡を交換しませんか」と言ってくれるのを待つ状況があるかもしれません。
しかし、ここが運命の分かれ道です。
相手とつながるためには、連絡先を交換しなければ始まりません。
その人とは、もう二度と会えないかもしれません。
連絡先を交換しなければ、その後の関係が途絶える可能性があります。
ご縁を続けたいなら、自分から押してみることも必要です。
ひとまず連絡先を交換できれば、その後の関係も続けられます。
恥ずかしがらず、勇気を出して持ちかけてみましょう。
「よかったら連絡先を交換しませんか」の一言を言うだけです。
もじもじしながら持ちかけるのではなく、にこにこしながらさらりと持ちかけてみるのがポイントです。
明るい笑顔で持ちかけられると、警戒心が解け、前向きな気持ちになります。
話が盛り上がらなくても、持ちかけてみると、意外とすんなり相手がOKしてもらえることもあります。
受け身の姿勢になるのではなく、自発的な姿勢になることです。
「出会いは、自分からつかみ取りに行く」という言葉を思い出してください。
自分から「連絡先を交換しませんか」と言うから、好意が伝わってご縁が続きます。
もちろん女性から「連絡先を交換しませんか」と持ちかけてもOKです。
女性から持ちかけてはいけないルールはありません。
「男性から持ちかけるもの」という考え方は時代遅れです。
古い固定観念にとらわれていると、連絡先を交換するチャンスを逃します。
これからも連絡を取り合いたい相手なら、正直に気持ちを表すことが大切です。
断られても落ち込む必要はありません。
残念なことですが、そういうこともあります。
勇気を出した自分を認めることです。
きちんとアクションを起こした自分を褒めることです。
後悔は一切不要です。
「持ちかけるべきではなかった」と後悔するのではなく「持ちかけてよかった」と思うこと。
断られたとき「なぜ」「どうして」とむきにならないことです。
むきになると、余計に嫌われます。
断られたら、あっさり引き下がりましょう。
あっさり引き下がったほうが潔くなります。
潔さがあれば、気持ちを切り替えやすくなるため、ショックから立ち直るのも早くなります。
あまりにあっけないと、相手から「やっぱり連絡先を交換しましょう」と考え直してくれるかもしれません。