美しい女性を目指すなら、きっとこんな目標を立てるでしょう。
「美人になる」と。
もちろん「美人になる」というのも立派な目標ですが、ここに改善したいポイントがあります。
「美人になる」という目標は、抽象的です。
どこまで頑張ればいいかわかりません。
外見といい内面といい、どのくらい自分を磨けば、美人と言えるのかも曖昧です。
合格ラインが見えないため、フィニッシュのないマラソンを走っているような感覚があります。
曖昧な感覚があると、なかなか頑張る気力も湧いてきません。
どの方向に向けて頑張ればいいかわからないので、途方に暮れることもあるでしょう。
そこでお勧めなのが「目標に数字を設けて具体的にする」という方法です。
「美人になる」という目標に、数字を設けてみましょう。
数字が加わると、具体的な目標に変わり、意識に変化が現れます。
たとえば、美を磨く一環としてダイエットに取り組むとします。
「マイナス3キロの体重を目指す」という目標を立てれば、具体的になります。
目標の数字ができると、合格ラインも明確になるため、食事や運動を頑張りたくなるでしょう。
「ウエスト60センチを目指す」というのは具体的です。
きゅっと引き締まったウエストになると、外見も整い、美人に見えるようになります。
「髪の長さを30センチまで伸ばす」というのも具体的です。
髪が1センチ伸びるのは、およそ1カ月かかります。
髪の長さが今20センチなら、およそ10カ月かかるという計算ができるでしょう。
30センチまで髪が伸びた自分をイメージすると、わくわくして頑張れるでしょう。
「1日の平均睡眠時間を8時間にする」というのも具体的です。
十分な睡眠時間は、美しい女性になるための必須条件。
美は睡眠中に作られます。
新陳代謝も成長ホルモンの分泌も、睡眠中に行われます。
睡眠時間に目標を作れば、夜更かしに注意ができるでしょう。
目標の睡眠時間を目指して、毎日「今日もたっぷり寝よう」と思えます。
「週に1回は30分の半身浴をする」というのも、具体的な目標です。
バスタイムは、女性を美しくする時間です。
半身浴は、ストレス解消にも役立ちます。
回数や時間といった具体的な数字を設けることで、どれだけ頑張ればいいかわかります。
「美人になる」という目標だけでもいいですが、具体的な数字を設けてください。
人は、数字が伴うと、やる気が出ます。
「ここまで頑張ればいい」ということがわかれば、モチベーションにつながります。
数字のない目標は達成されません。
数字のある目標が達成されます。
数字がありなしで、成り行きまで変わるのですから、軽視できません。
数字を達成できたときには、きっと今より美人になっているはずです。