酒癖が悪くなる、隠れた原因があります。
それは「ため込んでいるストレス」です。
ストレスは目に見えないため、自覚しにくく、厄介です。
もちろんストレスそのものが悪いわけではありません。
私たちの社会は、ストレス社会です。
生きていくうえで、ストレスをゼロにするのは難しいでしょう。
仕事・勉強・人間関係があり、生きているかぎり、大なり小なりストレスを感じます。
ほとんどの人がストレスを感じながら生きているでしょう。
生きていくうえで、もはやストレスを感じないで生きるのは不可能と言っても過言ではありません。
問題なのは、ストレスを感じることではありません。
ストレスをためてしまうことです。
ストレスを感じたまま解消しないでいると、どんどん蓄積されていきます。
勉強や仕事に頑張り続け、ストレス解消をないがしろにする。
睡眠不足でストレスをため続ける。
普段は理性と自制心で押さえ込めても、お酒を飲んだとき爆発してしまいます。
自然と飲酒量が増え、酒癖も悪くなってしまうのです。
実際のところ、酒癖の悪い人は、普段からストレスをためている人が多く見られます。
勉強や仕事に頑張り続ける一方、ストレス解消をないがしろにした結果、お酒が入ったときに爆発するのです。
酒癖が悪い自覚があるなら、自分が抱え込んでいるストレスの原因を振り返ってみてください。
勉強や仕事を頑張るのはいいですが、ストレス解消をサボるのはよくありません。
「ストレス解消も、仕事の1つ」と考えましょう。
「自分はストレスをため込んでいない」と思っても、実際に酒癖が悪いなら、ため込んでいる可能性があります。
酒癖を直すために心がけたいのは「定期的なストレス解消」です。
普段からストレス解消を行い、ストレスをため込まないことが大切です。
趣味や運動を通して、定期的にストレスを解消していきましょう。
忘れてならないのは「睡眠」です。
睡眠不足になっていないでしょうか。
多忙な日々に追われ、ゆっくり寝る時間がないときもあるでしょうが、やはり睡眠不足はよくありません。
忙しいときもあるでしょうが、できるだけ7時間から8時間半の睡眠は確保しておきたい。
たっぷり睡眠を取ることも大切です。
十分な睡眠時間を確保するだけで、ストレスが解消されていきます。
お酒でストレスを解消させるのではなく、趣味・運動・睡眠を通して解消させていきましょう。
また、ストレスをためてから解消するのではなく、定期的にストレス解消の予定を入れておくことが大切です。
きちんとストレスを解消できれば、ためることもなくなるので、爆発することもなくなります。
お酒を飲んで酔うことがあっても、酒癖が悪くなることがなくなるのです。