執筆者:水口貴博

アイデア力を鍛える30の方法

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秀逸なアイデアが思いつくのは、野球のホームランのようなもの。

秀逸なアイデアが思いつくのは、野球のホームランのようなもの。 | アイデア力を鍛える30の方法

秀逸なアイデアを思いつくのは、野球のホームランに似ています。

野球は面白い。

バッターがホームランを狙って打席に立つものの、なかなか思うように打てません。

あるときはヒットになる。

あるときはファウルになる。

ホームランを狙った結果、逆にアウトになることも少なくありません。

空振り三振になることもあれば、バットに当たっても大きくアーチを描いてアウトになることもあります。

ホームランを狙っても、なかなか思うように打てません。

バッターは、3割打てば「優秀」と言われます。

たとえ実力があっても、そうそうホームランは打てるものではありません。

ところがあるとき、得意の球が飛んできて、うまくバットの中心に当たることがあります。

大きなアーチを描きながらまっすぐ飛んで、フィールドの外に落ちていきます。

まれに打てるのが、ホームランです。

ヒット・ファウル・アウトを繰り返した末、まれにホームランを打てます。

野球は実力勝負ですが、運やタイミングが関係することも少なくありません。

この様子は、アイデア発想にも似ています。

あるときは、平凡なアイデアが出ます。

あるときは、くだらないアイデアしか出なくて、落ち込みそうになることもあるでしょう。

アイデアパーソンでも、秀逸なアイデアが簡単に出るものではありません。

自分ではしっかり頭をひねって考えているつもりでも、なかなか思うようにアイデアが出てきません。

ところがまれに、頭の中に白い光がほとばしることがあります。

まれに出るのが、秀逸なアイデアです。

アイデアの神様が耳元でささやいたかのように、突然鮮明なイメージが湧くことがあります。

アイデア発想は、実力勝負ですが、運やタイミングに助けられることもあります。

野球をイメージしながら、アイデアを考えていきましょう。

平凡なアイデアをたくさん出しましょう。

くだらないアイデアが出ても、気にせず、その調子で続けましょう。

うまず、たゆまず、諦めない。

どんどん量をこなしていけば、あるとき秀逸なアイデアが出ます。

まれにアイデアのホームランが打てるのです。

アイデア力を鍛える方法(20)
  • アイデア発想は、野球をイメージしながら考える。
固い頭では、アイデアは出ない。
柔らかい頭だから、アイデアが出る。

アイデア力を鍛える30の方法

  1. 力を入れると、アイデアが出ない。
    力を抜くと、アイデアが出る。
  2. アイデア発想の3大悪。
    見栄、体裁、プライド。
  3. 「いいね」は、アイデア発想を促す魔法の言葉。
  4. アイデア発想で大切なのは、敵対意識より仲間意識。
  5. 掃除をすれば、アイデアが出る。
  6. 人の目は2つしかなくても、視点は無限にある。
  7. アイデアは、詳細に表現すればいいとは限らない。
    受け手の想像に任せることで、最終的な表現が完成する。
  8. 学歴がなくても、いいアイデアを出せる。
  9. 最低最悪のアイデアから始めるほうが、うまくいく。
  10. 素晴らしいアイデアが出たから、大きな夢を持つのではない。
    大きな夢を持つから、素晴らしいアイデアが出る。
  11. 売れるアイデアを出そうとすると、売れないアイデアしか出ない。
    売れないアイデアを出そうとすると、売れるアイデアが出る。
  12. 元気なときしか出ないアイデアがある。
    落ち込んでいるときしか出ないアイデアもある。
  13. みんなのために考えると、抽象的なアイデアしか出ない。
    1人のために考えると、具体的なアイデアが出る。
  14. アイデアが出てから仕事をするのではない。
    仕事をしながらアイデアを考える。
  15. 3分で思いついたアイデアもあっていい。
  16. アイデアにも、一期一会がある。
  17. アイデアは、出せば出すほど、潤沢になる。
  18. 秀逸なアイデアに限って、変な場所で浮かぶもの。
  19. 小さなアイデアほど、大きな影響力を秘めている。
  20. 秀逸なアイデアが思いつくのは、野球のホームランのようなもの。
  21. 固い頭では、アイデアは出ない。
    柔らかい頭だから、アイデアが出る。
  22. アイデアは、いつでもどこでも思いつける。
  23. アイデアの質は、人によって評価が異なる。
    アイデアの量は、人に関係なく評価される。
  24. プロジェクト名をつけると、名前のとおりに頭が働き始める。
  25. 常識は、守るものではなく、破るもの。
    アイデア発想では、非常識こそ武器になる。
  26. 感動する機会を増やすことで、アイデアのパワーが強くなる。
  27. 他人の価値観で考えていると、アイデアが出ない。
    自分の価値観で考えると、アイデアが出る。
  28. 忙しいことを言い訳にしない。
    移動時間こそ、アイデアを考える絶好のチャンス。
  29. 「アイデアが出なかったらどうしよう」と考えない。
    「アイデアが出たらどうしよう」と考えよう。
  30. 不採用の理由に、アイデアのヒントが隠れている。

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