自己肯定感を高めたいなら、自分を褒める習慣を持ちましょう。
「褒める」と聞けば、立派に達成できたことをイメージするかもしれません。
汗と涙の結晶であり、客観的に高く評価できることなら、褒めずにはいられないでしょう。
もちろん立派に達成できたことを褒めるのもいいですが、ここでコツがあります。
結果にかかわらず、頑張ったなら、とにかく自分を褒めるのです。
「頑張った」という事実が、すでに素晴らしい結果だからです。
仕事の結果も大切ですが、頑張ったことも大切です。
1つでも当てはまることがあれば、しっかり自分を褒めましょう。
「よく頑張ったね」と自分を褒めてください。
過大評価に思えますが、誤解です。
きちんと頑張ったなら、その真面目な姿勢を褒めるべきです。
自己肯定感を高めるためには、人に褒めてもらうのが効果的ですが、自分で自分を褒めることも有効です。
自分で自分を褒めるなら、誰かを待つ必要はありません。
たとえば、無事に1日を乗り切ったなら「今日もよく頑張った。自分は偉い」と褒めます。
取りかかった仕事が定時までに終わらなくても「全力を尽くした。自分は素晴らしい」と褒めます。
たとえ仕事が残念な結果で終わっても「しっかり努力したね、自分」と褒めましょう。
大げさに自分をけなすのはよくありませんが、大げさに自分を褒めるのはOKです。
自分を褒めることで、自分が頑張っていることを認識できます。
自分のルールで取り組むことですから、周りに迷惑をかけることはありません。
変な人だと思われる心配もありません。
あなたには、素晴らしい味方がいることに気づいてください。
それは「自分」という味方です。
自分の努力は、自分が一番理解しています。
常に自分という味方がそばにいることを意識して、今日も仕事を頑張りましょう。