運が悪かったとき、誰のせいにするかです。
「何て不運なのだろう。神様が仕事をサボっているせいだ」
運が悪いとき、神様のせいにしていませんか。
条件やタイミングが悪く、運の悪い出来事に遭遇するかもしれません。
しかし、運が悪いとき、神様のせいにしてはいけません。
運の悪さを神様のせいにされては、神様も迷惑です。
責任転嫁は、悪い習慣です。
ましてや責任転嫁の矛先を神様に向けるのは、罰当たりと言えるでしょう。
では、誰のせいにするのか。
運が悪かったときは、自分のせいにするのが正解です。
運が悪いとはいえ「本当に運だけが問題だったのか」と考えてみることです。
もちろん完全な巡り合わせもあるかもしれませんが、自分にできることもあったのではないでしょうか。
仕事にミスがあれば、運が悪いのではなく、確認が足りなかったと考えます。
運悪く雨が降り始めたら、事前に天気予報をチェックして、傘を持参しなかった自分が悪いと考えます。
ぎりぎり電車に間に合わなければ、運が悪いのではなく、もっと早く家を出発すればよかったのです。
不運だとしても、何らかのヒントを見つけることで、生活習慣を改善するきっかけがつかめます。
そして、大きな飛躍へとつなげられるでしょう。
では、運がよかったときはどうするか。
運がよかったときも自分のせいにするかというと、そうではありません。
幸運を自分の実力と思うと、慢心します。
おごり高ぶると油断して、いずれ大失敗を犯すでしょう。
運がよかったときは、神様のおかげだと思って感謝しましょう。
「神様からの恵み」と思うことで、幸運をありがたく頂戴できます。
運が悪かったときは、自分のせいです。
運がよかったときは、神様のおかげです。
すると、ますます幸運が巡ってくるようになります。