責任感とは何か。
責任感とは、自分の仕事や行為について、きちんと果たそうとする気持ちのことをいいます。
責任感と聞けば「堅苦しい」「重い」「苦しい」といった印象があり、ストレスやプレッシャーを感じる人も多いでしょう。
たしかに責任を感じて喜ぶ人はいません。
責任を果たすには、努力・忍耐・鍛錬が必要です。
「できるだけ責任を負いたくない」
「逃げられるものなら逃げたい」
「無責任のほうが楽」
そう思うのが正直なところではないでしょうか。
しかし、真面目な人になるために、責任感は必要不可欠な要素です。
自分の仕事は、責任感を持って果たすことが大切です。
仕事の一つ一つは、お金や信用に関わること。
一度引き受けた仕事を途中で無責任に投げ出すのは、不真面目と思われても仕方ありません。
責任感が足りないと、批判の的になる可能性もあります。
上司やお客さまから依頼された仕事なら、期待に応えていくことが大切です。
期待に応えると、次の仕事も依頼されるようになります。
責任感は、仕事の質にも関わるポイントです。
責任感を持って仕事をしたほうが、気持ちが引き締まる分だけ、気合も集中力も発揮しやすくなります。
ストレスはありますが、モチベーションが高まって、より良い結果を出しやすくなります。
責任感があると、表情もよくなります。
「失敗を避けよう」「必ず成功させる」という気持ちは、自然と顔に出ます。
自然と真剣な顔つきになり、きりりとした雰囲気が出ます。
責任感は、ビジネスにかぎらずプライベートでも、大切にしたい。
たとえば、家事です。
炊事・掃除・洗濯などの家事も、1つの仕事です。
自分のためであれ、パートナーのためであれ、家事も責任感を大切にしながら果たしていくことが大切です。
真面目な人は、責任感が強い。
責任感があるからこそ、より良い仕事ができるのです。
もし自分に責任感が足りないと感じるなら、お金をイメージしてみてください。
どんな小さな仕事でも、お金が関係しています。
仕事を振り返ってみると、ほとんどの仕事はお金が関係しているはずです。
1円でもお金が関係しているなら、責任があります。
たとえ小さな家事であっても「仕事をするための土台」として考えれば、お金をイメージしやすくなるはずです。
仕事とお金がリンクしているイメージができれば、自然と「中途半端ではいけない」という気持ちが湧いてくるはずです。