賢い人になりたいなら、古いものに注意しましょう。
古くからある慣習。
古くから続く方法。
古くから続いている考え方。
たしかに古いものには、長年の実績があるため、正しいものと判断して、安心しがちです。
物事の思考や判断をする際も、まず古いものを優先・重視することが多いでしょう。
私たちには「古いものを選んでおけば間違いない」という暗黙の了解があります。
「実績があるから」「今までと同じだから」と思えば、ひとまず納得できます。
しかし、古いものばかりでは、頭も固くなってしまいます。
古いものに執着していると、必然的に同じことの繰り返しになります。
変化も乏しくなり、脳の老化も加速します。
また、古いものが正しいとは限りません。
時代はどんどん変化していきます。
1日ごとに世の中は、少しずつ変化しています。
昨日と今日とでは、わずかに世の中が変わっています。
今現在も、世の中は変化を続けている最中です。
以前と同じものに執着していると、時代から取り残されるでしょう。
そこで取り入れたいのが、新しいものです。
古いものばかりに執着せず、新しいものも取り入れてください。
もちろん古い考えを否定するわけではありません。
「古いものを尊重しつつ、新しいものも取り入れる」ということです。
新しいものを「一過性の流行」と軽視せず、一度受け入れてみることが大切です。
新しい慣習。
新しい方法。
新しい考え方。
実績は不十分であっても、新しいものには可能性が秘められています。
もちろん取り入れた結果、無駄・不要と判断すれば、それはそれでいいのです。
少なくとも新しい可能性を吟味した点では「新しい挑戦ができた」と言えるでしょう。
保守的・消極的な心を打ち破り、一歩前に踏み出したのです。
新しいものを取り入れ続けていれば、変化していく世の中についていけます。
新鮮な刺激も増え、脳の若さを保てます。
知識や教養として知っておくだけでも、意味があるでしょう。
「こんな新しいものがあったのか」と驚くことが大切です。
視野や価値観といった思考の幅がぐっと広がります。
結果として、より賢明な判断を下せるようになるのです。
最近、新しいものを取り入れていますか。
同じことの繰り返しばかりなら、少し時代から取り残されている可能性があります。
新しいものを毛嫌いせず、楽しむつもりで、どんどん触れていきましょう。