鏡の前に立ってください。
そこにいるのは誰でしょうか。
いつもと変わらない自分ではありません。
全力で恋愛をした分、失恋のショックもひとしおでしょう。
結婚まで考えていた人と破局することほど、つらいものはありません。
今まで費やした時間・労力・お金が、無になります。
失恋で心に傷がついた。
心の傷ばかりを見て、くよくよ嘆いてはいけません。
傷ばかり見ていると、そこに注意が向いてますます痛みが強くなります。
別れ話の準備が大変だった。
引き止められ、説得に苦労した。
別れ際、ひどいことをたくさん言われた。
「別れた」と考えていませんか。
もちろん普通の考え方ですが、少し見方を変えてみてはいかがでしょうか。
「別れさせてもらった」と考えてみましょう。
別れた人を運命の人だったと思っていませんか。
残念ながら、誤解です。
その人は運命の人ではありませんでした。
恋人と別れたあなたは、最強の武器を手に入れました。
「自由な時間」という武器です。
時間は、人生の最も貴重な資源の1つ。
失恋して、くよくよしていませんか。
失恋は、くよくよするものではなく、バネにするもの。
失恋とは、見方を変えると、飛躍に使えるバネです。
自分の気持ちを隠したままになっていませんか。
「恥ずかしい」
「笑われそう」
失恋の後にしなければいけないことが、2つあります。
「反省」と「回復」です。
失恋した後は反省が必要であり、落ち込みからの回復も必要です。
失恋で大切なことは何でしょうか。
多くの人が「涙を我慢しなければいけない」と考えがちです。
涙を流すのは情けないと思ってしまう。
あなたの心を助ける存在は、身近なところに存在しています。
空です。
空は、いつも存在して当たり前なので、なかなか真剣に見ることがありません。
今を一生懸命生きていますか。
失恋した後は、元気もやる気も出にくいでしょう。
ただじっとしていたい気分かもしれません。
好きで付き合い始めたものの、すぐ相性の悪さに気づくことがあります。
ただの相性の悪さではなく、根本的な相性の悪さです。
お互いの価値観が違い、話が合わない。
失恋したときはこう思いましょう。
「口内炎ができたようなものだ」と。
日常では、ときおり口内炎ができて悩むことがあります。
「1人になった」と思っていませんか。
たしかに別れを迎えると、大きな孤独感に襲われるでしょう。
孤独感や疎外感を覚える。
別れた人のことを忘れられなくてもいいのです。
大好きな人であればあるほど、忘れられなくて当然。
自然と2人で過ごした日々を思い出してしまい、どうしていいかわからなくなる。
失恋で苦しいときは、ホットココアを飲みましょう。
甘くておいしいホットココアは、失恋と相性が抜群です。
ホットココアには、糖分がたっぷり含まれています。
「あの人を好きになったのは間違いだった」
「付き合ったのは間違いだった」
「恋愛なんて、最初からしなければよかった」
失恋を「恋愛の終わり」と思っていませんか。
たしかに1つの交際が終わり「終わった」という感覚があるかもしれません。
時間はゆっくりと流れている。
別れるのはつらいこと。
「避けられるものなら避けたかった」
「できることなら付き合い続けたかった」
捨てられて失恋をしたとき、悲しみに暮れるだけでは済みません。
体が震えるほどの強い怒り・恨み・憎しみが湧き出るでしょう。
今まで全力で愛してきたのに、最後は一方的に別れを告げられ、ごみを捨てるかのように扱われた。
「最初から恋愛の結末がわかっていれば、こんな苦労はしなかったのに」
最終的に2人は、結婚するのか別れるのか。
未来が見える魔法の水晶玉があって、2人の結末がはっきりわかるとします。
悲しくて涙が止まらないときは、あるものを作りましょう。
てるてる坊主です。
てるてる坊主とは、天気が晴れることを祈って作る人形です。
失恋したときは、自分磨きを頑張りましょう。
じっとしているばかりでは、何も変わることができません。
本を読んで知識を得る。
あなたは今、映画以上のストーリーを経験しています。
「どこが映画なのか」「映画のほうがもっと素晴らしい」と思うかもしれません。
たしかに映画には素晴らしいストーリーも数多くありますが、どことなくありきたりです。
失恋から立ち直れないといいますが、誤解です。
世の中にいる失恋の経験者をよく見てください。
失恋で落ち込んでいても、結局いつかは立ち直っているはずです。
「結婚はゴール」という言葉を聞きます。
もちろん実際は結婚後も道のりが続きますが、交際を結婚まで続けられた点では「1つのゴールを迎えた」と言えるでしょう。
長い交際を経て結婚ができれば、2人は次のステップへ移ることになります。
失恋といえば、勝負に負けたような印象を持たれがちです。
仲直りができなかった。
引き止められなかった。
あなたの未来は、きっと今よりよくなっています。
その根拠は何か。
それは今あなたが「未来は、今よりきっとよくなっている」と考えることができたことです。