学生と社会人の遠距離恋愛で起こりがちなすれ違い。
それは、時間感覚と価値観のずれです。
社会人になると、学生時代より忙しい日々になります。
もちろん学生も忙しい日々ですが、社会人になると、さらに忙しくなると考えたほうがいいでしょう。
学生は、学業・就職活動・日常の人間関係などに悩みます。
そんな学生を社会人から見ると「緩い生活で羨ましい」と思う。
一方で社会人は、仕事・ストレス・職場の人間関係などに悩みます。
そんな社会人を学生から見ると「なぜそんなに忙しいのだろう」と思う。
学生と社会人とでは生きる世界が違うため、お互いの時間感覚や価値観がずれやすくなります。
その結果、お互いに溝が生まれやすくなるのです。
大切なのは、お互いが相手の立場を理解しようとする姿勢です。
あなたが学生なら、社会人の立場をできるだけ理解して、忙しさを気遣う言葉があるといいでしょう。
「仕事が大変だと思うけれど、頑張ってね。時間ができたら連絡ください」
気遣いが相手に伝われば、たとえ忙しくても、時間を作るために奮起してくれるはずです。
あなたが社会人なら、自分の忙しさを主張しすぎず、できるだけ学生の立場を理解するようにしましょう。
「勉強で忙しいと思うけど無理しないでね。応援しているよ」
優しい一言があれば、忙しくて十分話ができなくても、人間関係を保てます。
自分の立場ばかり考えて、わがままになっていないか、自分に問いかけましょう。
お互いに相手の立場を理解する姿勢があれば、時間感覚や価値観が違っても、コミュニケーションがうまくできます。