遠距離恋愛には、5つの通過地点があると言われます。
「1カ月」「3カ月」「半年」「1年」「2年」です。
それぞれの通過地点を過ぎれば、新しいステージに入るため、心がけも変えていくといいでしょう。
お互いに遠距離恋愛を始めたばかりのころは、すべて不慣れです。
ちょうどいい方法・頻度・タイミングなどを模索する段階で、あたふたするでしょう。
恋人と会えなくなって、寂しい気持ちが押し寄せ、ストレスに耐える日々が続きます。
感情のコントロールに苦労するでしょう。
そんな遠距離恋愛も、1カ月続けば、最初の通過地点を突破です。
ひとまず自分たちに大きな拍手をしていいでしょう。
3カ月続けば、遠距離恋愛に慣れてくるころでしょう。
連絡の方法・頻度・タイミングなど、恋人との適度な距離感をつかんで、安定しつつあるはずです。
しかし、油断は禁物です。
遠距離恋愛は、最初の3カ月間より、3カ月後からの3カ月間のほうが、破局の割合が高いという統計データがあります。
遠距離恋愛に慣れると油断しやすくなり、さまざまなトラブルが発生しやすいためです。
3カ月を超えたからとはいえ、油断せず、これまでどおりのつながりを維持しましょう。
遠距離恋愛のカップルの5割以上は、半年以内に破局をするといわれています。
遠距離恋愛が半年続けば、普通の遠距離恋愛のカップルより、長続きしている部類に入ります。
半年続いている遠距離恋愛の課題は「マンネリ」です。
半年を超えると、マンネリが目立ち始める時期なので、対策を考えておきましょう。
通信手段やデートコースなどを変えて、新鮮な刺激を取り入れる工夫を心がけましょう。
1年を過ぎれば、遠距離恋愛も「長期」の部類に入ります。
今度はどうしていきたいのか、2人で話し合っておくと、遠距離恋愛を続けやすくなります。
遠距離恋愛をだらだら続けるのではなく、目的意識を持って続けるようにしましょう。
長期目標を2人で共有して、二人三脚のように、目指す方向を一緒に歩んでいく姿勢が大切です。
2年も続くカップルは非常に少ないのが現実です。
そのため、遠距離恋愛が2年以上続けば、すでに成功していると考えてもいいでしょう。
お互いに信頼関係があって、適度な連絡や気遣いができている証拠と言えるでしょう。
ただし、過信は禁物です。
遠距離恋愛では、終わる間際で破局する事例が少なくありません。
「あと少しで終わる」「もう大丈夫だろう」と過信すると、油断しやすくなります。
遠距離恋愛のゴールが見え始めても、油断せず、最後まで引き締めていきましょう。