遠距離恋愛で一番苦しい時期は、最初の3カ月間といわれています。
最初の3カ月間は、遠距離恋愛が始まったばかりで、環境に不慣れです。
そのため、情緒不安定・不眠症・食欲不振などの不調に悩まされる状況が目立ちます。
では、3カ月を超えれば安心かというと、それも違います。
結論から言うと、遠距離恋愛で本当に注意したい時期は、3カ月後以降です。
ここで、遠距離恋愛の破局に関する興味深いデータがあります。
統計によると、遠距離恋愛全体の50パーセント以上は、最初の半年以内に破局を迎えます。
注目したいのは、この半年間の破局の割合です。
最初の3カ月間より、3カ月後からの3カ月間のほうが、破局の割合が高いのです。
なぜでしょうか。
最も関係しているのは、油断です。
最初の3カ月間は、遠距離恋愛が始まったばかりなので、恋人同士がしっかり注意をします。
まめに連絡をしたり、愛情表現を工夫したり、大切な日にはプレゼントを贈ったりします。
恋人への愛情も強く、誘惑があっても振り払います。
しかし、最初の3カ月を乗り越えると、ひとまず落ち着き、恋人がいない環境にも慣れます。
このとき、油断します。
連絡が減ったり遅くなったりなど、手抜きを始める。
連絡がおろそかになると、次は恋人への信頼や愛情が小さくなる。
そんなときに誘惑な異性が目の前に現れると、目移りしやすくなる。
結果として、破局をしやすくなるのです。
一番苦しい時期は最初の3カ月間ですが、一番危ない時期は3カ月後からの3カ月間です。
最初の3カ月を乗り越えたからとはいえ、油断していい理由にはなりません。
むしろ最初の3カ月を乗り越えた後こそ、心を引き締めることが大切です。