どのくらい読めば「読書」と呼べるのでしょうか。
1冊を読み切ったときなのでしょうか。
100ページくらい読んだときなのでしょうか。
いいえ、1ページ読んだだけでも、読書をしたことになります。
1ページであっても、書物を読んだのは事実です。
「読書」と聞けば、大げさな響きに聞こえますが、もっと気楽に考えていいことです。
本を1冊読むとはいえ、結局は、1ページを読む繰り返しにすぎません。
「1ページくらい読んでも仕方ない」と思わないことです。
たった1ページでも、少ないながらも情報が存在します。
わずかな時間があれば、無駄にせず、活字に触れましょう。
カバンに読みかけの本を入れておき、時間があれば、1ページでも読む習慣をつけておきます。
そうすれば、急にわずかな時間ができても「知識の吸収」という建設的な行動に当てられます。
一言で「読書」とはいえ、受け身と積極的とでは、吸収の度合いが違います。
やはり積極的になったほうが、より多くの学びが得られます。
「学ぼう」という意識が強ければ、精読ができ、内容をしっかり吸収できます。
1ページの差が、知識の差になります。
10ページ、100ページと多くなるにつれて、知識の差はどんどん広がります。
知識の差は、所得の差にもつながります。
わずかな時間があれば、1ページでも読書しようとする人が成長する人です。