今年損が大きければ、来年は得が多くなると信じましょう。
根拠は、損をしたからです。
商売の世界では、損と得が同時に起こるのはまれです。
商売の世界では、先に損をして、後から儲けを得るのが一般的です。
今年損をしたということは、来年は得が多くなる前兆。
「損をした」と嘆くだけなら、誰でもできます。
大切なことは、今年損が大きければ、来年は得が多くなる発想をして、そうなる努力をすること。
「損」を「投資」と言い換えると、イメージが湧きやすくなるのではないでしょうか。
先にお金を支払って、後から投資を回収します。
お金は財布から出て行きましたが、投資に成功できれば、十分回収できます。
むしろ投資した金額以上のリターンが返ってくるでしょう。
投資によって得た学びや経験をきちんと生かせば、来年は多くの得に恵まれるでしょう。
そのときに投資のつもりでなくても、後から投資だったことにすればいいのです。
反省なり改善なりすれば、前進ができるはずです。
むしろ「損ができてよかった」と考えることです。
「たくさん損をした」とは「たくさん投資ができた」とも言えます。
たくさん損をしたなら、来年はきっとたくさんの得に恵まれるでしょう。
「今年はたくさん損をした。来年が楽しみだ」
大船に乗った気分で、来年を迎えようではありませんか。
近い将来、あなたは多くの得に恵まれるでしょう。
損をして困った状態から、儲けすぎて困った状態へと変わるに違いありません。