心理学では「単純接触の法則」というものがあります。
単純に、会う回数さえ増やしていけば、それに比例して相手に対して親近感が湧き、好意を持つという法則です。
最初は単なる知り合いでも、毎日顔を合わせていると、次第にお互いの緊張感がほぐれていき、親密な関係になれるというのです。
この法則をうまく使えば、片思いから両思いに変えていくことができるようになります。
ただ、会う回数を増やせばいいだけです。
会うための理由は何でもかまいません。
何かと理由をつけて、単純に相手と接触する回数を増やしていきましょう。
「わからないことがあるから教えてほしい」と話しかける。
「ちょっと宿題の範囲を教えてほしい」と、電話をしてみる。
朝が弱い人なら「じゃあ、朝、私が電話で起こしてあげる」といい、モーニングコールをする。
このように相手と接触する回数を、1回でも増やしていくのです。
こうした人が、うまく両思いの恋を実らせることができる人です。
極端な話、朝の挨拶も、話しかけるきっかけになるのです。
相手に接触する回数が多ければ多いほど、相手に親近感を持ってもらえるようになります。