「勝った、負けた」
就職活動に勝ち負けを持ち込むと、疲れやすくなります。
面接の結果は、勝ち負けではありません。
不採用の場合、人間失格のレッテルを貼られたかのように考える人がいますが、そうではありません。
企業が求める人材なら、採用です。
企業が求める人材でなければ、不採用です。
ただそれだけのことです。
面接は、いわばオーディションであり、人間性の善しあしを評価する場ではないのです。
自分より先に、友人が内定を決めることがあります。
「早ければよい。遅いからダメ」と思うのは、誤解です。
友人は、企業の都合で採用が早かっただけかもしれません。
自分は学校の課題や試験などの都合で、就職活動が少し遅れていることもあるでしょう。
また、お互いに目指す業界や企業が異なりますから、結果が出る時期が異なって、当然です。
勝ち負けは、忘れたほうがいい。
就職活動は、人それぞれです。
自分らしい就職活動を心がけることが大切です。
就職活動におけるすべての行動は前進ですし、意味があります。
「自分は今、前に進んでいる」という意識を持つことです。
動いた分だけ、情報が集まります。
前に進んでいる意識を持てば、就職活動に達成感が生まれ、楽しく感じるでしょう。
勝ち負けは考えず、前に進んでいることだけ考えればいいのです。