就職活動の苦労は、無駄にはなりません。
就職活動があっさり決まると、仕事もあっさり辞めやすくなるでしょう。
苦労が少ないためです。
苦労がなく仕事が決まったので、少し嫌なことがあると「もっとよい企業に就職してやる」と思います。
最初の就職活動が楽だったため、辞めて再び就職活動しても、簡単に決まるだろうと勘違いするのです。
一方、就職活動で苦労すると、社会人としての粘り強さに変わります。
「苦しい就職活動をまた経験するのは避けたい」と思い、仕事で困難があっても、簡単には辞めません。
その結果、物事を飽きずに、根気よく続ける力が身につきます。
蓄積は、続けないとできません。
仕事がつらくても長く続けることで、技能・能力・人脈などが着実に蓄積され、財産になります。
就職活動の苦労は、無駄にはなりません。
一見無駄に見えても、知らないところで土台となり、生きる力になっています。
就職活動の苦労は、後から社会人としての粘り強さに変わります。
社会人になったときのことを考えれば、就職活動で苦労しておくほうがいいのです。