面接で嘘を言うのはいけません。
履歴書を書くときと同様、嘘を言うのは経歴詐称になります。
また、1つ嘘をつけば、その嘘を補うために、また別の嘘が必要です。
嘘をついて自分を大きく見せても、後で困るのは自分です。
「いつかばれる」と思い、おびえながら生きるのは、苦しくなります。
最初から嘘をつかないほうがいいと、わかるでしょう。
しかし、嘘はいけませんが、誇張ならOKです。
事実を、実際より素晴らしく見せて、自分を立派に見せるのは、面接では必要です。
「学生時代はアルバイトをしていました」と言うより「アルバイトを一生懸命していました」と答えます。
「御社の業務が気になりました」と言うより「御社の業務に強い興味を抱きました」と答えます。
「御社を志望しています」と言うより「御社が第一志望です」と答えます。
事実の範囲内で、大げさに答え、強いアピールに変えましょう。
意欲や熱意は、ないより、あったほうがいい。
どんな企業でも、意欲や熱意のない人は、必要としません。
誇張して答えると、意欲や熱意も、伝わりやすくなります。
面接は、自分を売り込む場です。
少しでも自分に都合のよい話をして、面接官に「優良株だ」と思わせる演技が必要です。
慣れないうちは、罪悪感があるかもしれませんが、気にする必要はありません。
社会に出ると、誇張して答える行為は、日常茶飯事です。
プレゼンでも、商談でも、広告でも、実際より立派に見せる演出の連続です。
むしろ、社会人としての必須能力の1つと言っていいでしょう。
社会人になる練習と思い、堂々と誇張して答えましょう。
嘘はNGですが、誇張はOKなのです。