世間には「レール」と呼ばれる生き方が用意されています。
問題なく、小学、中学、高校へと進学します。
学校を卒業後は、会社に就職して、結婚、出産などを進んでいくコースです。
しかし、何らかの事情があり、そのレールから外れた生き方をすることがあります。
たとえば、不登校や退学です。
不登校や退学は、悪いことでしょうか。
いいえ、必ずしも悪いこととは限りません。
もし不登校や退学が悪いことなら、松下幸之助もエジソンも、悪者と言うことになります。
松下幸之助は、小学校を4年で退学しています。
発明王のエジソンは、小学校をたった3カ月で退学しています。
もし松下幸之助やエジソンが、学校を普通に卒業していれば、偉業は果たしていなかったでしょう。
普通の人生では、普通の発想や行動しかできなくなります。
普通ではない人生だから、普通ではない発想や行動ができるようになります。
もし、何らかの事情で変わった人生を送っているなら、否定ではなく、肯定しましょう。
悪いと考えない。
生かそうと考えることです。
多くの人が歩んでいない道を歩んでいるなら、多くの人ができないことを実現できる可能性を秘めています。
脱線した人生ではありません。
変化球の人生です。
変化球は、バッターを驚かせることができます。
不登校や退学という過去は、マイナスとは限りません。
あなたしだいです。
不登校や退学した時期があったから、できることもあるでしょう。
自然とそういう人生を歩んでいるのは、何かの縁があるのかもしれません。
松下幸之助やエジソンのように、学校が合わずに、退学する場合もあります。
その代わり、何かを徹底して打ち込めばいいのです。
自由に使える時間を生かして、レールに敷かれた人生を送っている人を、驚かせてやろうではありませんか。
偉業を成し遂げれば「不登校や退学をしてよかった」という事実に変わります。