ニートの生活から脱出するために、医師の力が必要になる場合があります。
ニートになる原因に、病気が関係している場合です。
病気には、適切な薬を処方して対応をしないと、いつまでも改善しません。
「自分の力だけでは難しい」と思えば、素直に病院に行って、治療してもらうことが大切です。
さて、ここで1つ、問題が立ちはだかります。
病院に行って診察してもらえばいいのですが、外に出るのさえ厳しい場合があります。
重度の精神障害では、歩くことすらままならない場合もあるでしょう。
外に出るのだから病院に行けない。
病院に行かないから、原因もはっきりしないという場合があります。
そんなとき頼りになるのが、往診です。
往診とは、医師が患者の家に行って診察することを言います。
病院まで行かなくても、医師が自宅まで来てもらうなら、家から出る必要はありません。
原因を突き止め、改善策の提案や薬の処方など、専門家が適切に対応してくれるでしょう。
「医師なんて頼りにならない」と思うでしょうが、一度は頼ってみるのです。
頼りになるかどうかは、頼ってみないとわかりません。
頼りにしない姿勢があると、改善を余計に妨げます。
素直になることが大切です。
本当に人生を改善したいと思うなら、得られる協力は素直に得ておくことです。
人の助けは、借りられるだけ借りるのが賢明です。
往診という手段を活用すれば、改善のきっかけがつかみやすくなります。