「役立たない情報だ」と思うと、くだらない情報になります。
「ためになる情報だ」と思うと、価値のある情報になります。
受験生は、子育てには無関心でしょうが、勉強テクニックには関心があるはずです。
主婦は、恋愛には無関心でしょうが、節約テクニックには関心があるはずです。
価値がある情報があるかどうかではありません。
価値を感じる自分がいるかどうかです。
人生のステージに応じて、自分の立ち位置が変わるため、情報に対する価値観も変わるのです。
情報の価値を決めるのは、世間ではなく、自分です。
「自分に関係がある」と思えば価値を感じますが「関係ない」と思えば、価値ある情報も素通りです。
さて、ここであらゆる情報の価値を上げる考え方があります。
「いつか役立つだろう」と考えることです。
たとえば、受験生は、子育ての情報には無関心でしょう。
「自分がいつか親になって子育てをするとき、役立つだろう」と思えば、情報に価値が出てきます。
主婦は、恋愛の情報には無関心でしょう。
「わが子がいつか思春期を迎え、恋愛のアドバイスをするときに役立つだろう」と思えば、情報に価値が出てきます。
「いつか役立つだろう」と思えば、関心の範囲が広がるため、価値を感じやすくなります。
価値ある情報を見つけるのもいいですが、情報の価値を感じやすくなる自分になることです。
どんな情報も、ありがたく思えます。
少なくとも、そう考えたほうが、人生をもっと楽しめるに違いありません。
もしかすると、この話も無関心かもしれませんが「いつか役立つだろう」と思ってみてください。
価値の感じ方が変わるはずです。