肌荒れしやすい人の生活習慣を見ると、睡眠不足になりやすい生活習慣があるように思えます。
すべてに当てはまるとは言いませんが、当てはまりやすいです。
「肌荒れがなかなか治りません」
「肌が荒れやすい体質なんです」
「にきびができやすく、治りにくい」
「顔がくすみやすい」
慢性的な肌荒れは、慢性的な睡眠不足が原因ではありませんか。
癖と同じです。
悪い習慣が毎日続いていると、そもそも「悪い」という意識が薄くなります。
自分では悪いことをしている意識がなくなります。
ありふれた行為になるのです。
睡眠不足が悪いことなのかと思いますが、悪いことです。
極悪非道。
睡眠不足は、肌に対して多大なる悪影響を及ぼすものです。
睡眠不足は、体の免疫力を低下させます。
血行が悪くなって、目の下にくまができたり、肌がくすんだりします。
新陳代謝が乱れ、しみもしわもできやすくなります。
元気のない顔で、日常的な人間関係にも悪影響を及ぼすことでしょう。
疲れが取れず、もんもんとした日々が続きます。
そのくらい悪影響は数多くあり、重大な問題なのです。
これほど自分を痛めつける行為が、ほかにあるでしょうか。
私なら「睡眠不足による30の悪影響」というタイトルで、本が書ける自信があります。
自分で自分をいじめている状態です。
それが当たり前になっているので、痛みにも苦しみにも、慣れてしまっています。
こう考えると、ふと思いませんか。
考え方によっては、睡眠不足は犯罪でないかと。
他人に対して悪いことをしているのではなく、自分に対して悪いことをしています。
自分が自分を痛めていますが、その都度示談が成立しているので、大ごとになっていないだけです。
自分で自分を痛めつけ「わはは。このくらい、大丈夫」と言って許しています。
睡眠不足で頑張るにつれて、身も心もやつれていく様子は、哀れです。
少し言いすぎかもしれませんが、そのくらい言わないと、睡眠不足の意識を変えてくれないでしょう。
睡眠不足になったら、自分に対して「犯罪者!」と言って、罵ってやりましょう。
きつく言ってやらないと、なかなかわかってくれないのです。