自宅で手軽にできる、野菜を使ったパックがあります。
有名なのは、キュウリを使ったパックです。
キュウリは、主成分の90パーセント以上が水分です。
肌に吸着するので、成分が肌の奥まで浸透します。
日焼けやにきびによる炎症を抑える作用があるのです。
ただし、キュウリでパックをするときは、注意したいことがあります。
キュウリは「ソラレン」という物質です。
「ソラレン」には、紫外線の感受性を高める作用があります。
キュウリパックをした後紫外線に当たると、しみができやすくなるのです。
「じゃあ、キュウリパックは肌に悪いの?」
いえ、一概にそうとも言い切れません。
デメリットはあるものの、使い方によっては、やはり有効です。
キュウリを使ったパックは、タイミングに注意しましょう。
幸いなことに、ソラレンは、代謝が早い特徴があります。
紫外線が当たりやすい昼間は避け、夜にすればいいのです。
夜にキュウリパックをすれば、紫外線に当たることはありません。
朝には、ソラレンの作用が消えています。
デメリットがあるのは事実ですが、使い方さえ間違えれば、怖いことではないのです。