クレンジングは、界面活性剤が使われているため、肌に負担がかかります。
単にメイクを落とせばいいと思うのは、よくありません。
クレンジングにおける心がけは「十二分なクレンジング」ではありません。
「必要最小限のクレンジング」です。
できるだけ負担が小さくなるようにして、肌への負担を小さくしましょう。
必要最小限のクレンジングで意識するのは、種類だけではありません。
クレンジングを進める順番も大切です。
クレンジング料を顔全体につけて、ごしごしするのでは、顔が乾燥して痛める原因になります。
顔の適当な場所からつけ始めるのではなく、負担に強いところから始めましょう。
クレンジングは、まずTゾーンから始めましょう。
鼻と額をつないだTゾーンは、皮脂の分泌量が多いところですから、最初にクレンジング料をつけて洗い始めます。
Tゾーンが終われば、次はUゾーンです。
顎からフェイスラインにかけたUゾーンは、乾燥しやすく、負担に弱い部分です。
優しくなでるように、メイクを落としていきましょう。
最後に、目元と口元です。
目元や唇の皮膚はとても薄くて負担に弱い部分ですから、クレンジングも最後にします。
場合によっては、目元や口元だけ、弱いタイプのクレンジング料に変えてもかまいません。
クレンジングの時間は、1分以内で済ませるようにしましょう。
メイクが落ちるまで洗うのではなく、必要最小限になるように心がけましょう。
必要最小限のクレンジングを心がけることで、肌に無駄な負担がかからないのです。