私は男性ですが、スキンケアは女性に負けないくらいきちんとやっていると思います。
メイクはしませんが、スキンケアは力を入れています。
そうしなければならない状況が、過去にありました。
12歳前後からにきびがひどくなり、大変悪化した時期がありました。
当時の私のあだ名は「にきびマン」です。
顔中、にきびだらけでした。
「顔ににきびがある」というより「にきびの中に顔がある」という状態でした。
見るも無残な状態でした。
何がよくて悪いのかという判断もできず、顔の洗い方も洗顔料の選び方も不適切でした。
当時は、夜更かしばかり。
食べるものも、ジャンクフードばかり。
そうしたことが肌に悪いという基本さえ、知りませんでした。
スキンケアについての基本はまったくわかっていない、青二才だったのです。
しかし、私は必死になってスキンケアを勉強しました。
思春期ということもあって、異性の目を気にする時期です。
モテたいという原動力がスキンケアを勉強したいモチベーションに変わり、いろいろな雑誌を読みあさりました。
学校の勉強はサボるくせに、美容関係の本はよく読んでいました。
化粧品売り場に頻繁に足を運んで、少しでも肌によい洗顔料、化粧水、乳液などを探していたものです。
にきびがひどいうえに、肌が弱かったという弱点もあって、スキンケアの勉強をしなければならない状態だったのです。
今思えば、早いうちに肌のトラブルを経験してよかったと思います。
苦労した経験があったおかげで、いろいろな知識が身につきました。
にきびを作らない生活を心がけると、自然と規則正しい生活をしなければならなくなります。
私は今、早寝早起きが当たり前の習慣になっています。
今思えば、にきびの経験がそうさせてくれたのかもしれません。
若い時期、にきびに悩んだおかげで、スキンケアに関する知識は豊富になってしまったのです。