私がにきびを治そうと心がけた生活を送っているとき、ふと思ったことがあります。
私の10代は、にきび一色でした。
11歳くらいのころから、にきびができ始めました。
最悪の状態だったのは、13歳のころでした。
顔中がにきびだらけになり「このままではいけない」と本気で考え、にきび改善に関する情報を集めました。
男ですが、にきびやスキンケアに関する本は、かなり大量に読みました。
「脂っこい食事は控える」
「夜更かしをしない」
「食事の栄養バランスを整える」
「適度な運動」
そんなある日、ふと気づいたのです。
「にきびを治そうとする生活を心がけると、自然と健康的な生活になるな」と。
にきびは、自然にできるものと思われます。
しかし、原因のないにきびはありません。
にきびは、必ず何か悪い原因があってできます。
にきびができたということは、自分の生活に、何らかの問題がある証拠です。
若いうちは、夜更かしをしたり、食欲のままにお菓子を食べたり、無理な生活を送りやすい傾向があります。
実際、当時の私もそうでした。
にきびに対して知識がなかった時期は、欲に向くまま、好き放題の生活でした。
毎日、夜更かしでした。
毎日、お菓子を欠かさず食べていました。
毎日、勉強のことで、ストレスもたまっていました。
生活リズムといい、食生活といい、人として荒れ放題でした。
今思えば、思春期らしい自分だったと、反省します。
だからこそ、にきびも荒れ放題でした。
そういうことが悪いと、知らなかったのです。
にきびを治そうと心がけていると、自然と生活を見直すきっかけになります。
食事の栄養バランスや規則正しい生活を考え始めたのは、にきびを治そうと決断したことがきっかけです。
人生で大切なことは、にきびを通して学びました。
にきびによって苦しんだ分、大切なことをたくさん知ることができました。
早いうちからにきびに悩むのは、勉強の機会なのかもしれません。
「生活が乱れていますよ。生活を見直しなさい」という神様からの警告です。
若いころに苦しんだにきびも、今となってはいい思い出なのです。