サプリメントは、麻薬のようだと思ったことはありませんか。
サプリメントに頼り始めると、あまりの高機能に引かれ、普段の食事がおろそかになることがあります。
最終的には、ろくに食事はとらず、サプリメントばかりを取ってしまうのです。
そういう極端な例をテレビや雑誌で目にしたせいか、一転してサプリメントを否定する人もいます。
「サプリメントばかりでは、体によくない」
「バランスのいい食事を心がけていれば、サプリメントは不要だ」
たしかに大して食事は取らず、サプリメントばかりでは体によくありません。
サプリメントを頼り始めると、それで十分ではないかと錯覚してしまいます。
だからとはいえ、サプリメントを完全に否定すればいいのかというと、そうでもないのです。
サプリメントは「栄養補助食品」とも呼ばれます。
その名のとおり、普段の食事では足りない栄養素を補う目的として活用するものです。
忙しい現代社会では、普段の食事で十分なビタミンやミネラルを取れないこともあります。
足りないビタミン類を補おうと、無理にたくさん食事をすれば、今度は肥満の原因になります。
バランスのよい食事を取りたいけれど、なかなか難しいときこそ、サプリメントを賢く使えばいいのです。
サプリメントは、あくまで脇役です。
普段からバランスのよい食事を心がけるものの、足りない栄養素を補う目的なら、ぜひとも活用したいものです。
脇役として活用するなら、サプリメントは大いなる美容と健康の底力を発揮してくれるに違いありません。
「サプリメントは、よいか悪いか」と極端に考えないことです。
漠然と意味もなく飲み続けるものでもありません。
状況に応じて、足りない栄養素を、必要な分だけ補えるようにしましょう。