化粧品売り場の化粧品を見ていて思うのが、値段の上下差です。
安い化粧品もあれば、手が届かないほど高額な化粧品まであります。
「化粧品は、値段の差が激しいな」
価格の幅が広くて、不思議に思った人も多いでしょう。
高価な化粧品には、もちろん理由があります。
きちんとした効果を出すための研究費。
厳選された希少な成分。
優れた美容効果をもたらす製法。
商品開発に伴う研究費。
高い効果を発揮するために、惜しみなく手間暇をかけている証拠です。
高いものには、高いなりの理由があるのです。
逆を言えば、安物はそういう手間暇を削っているということです。
もちろん常に高価な化粧品に手を出すのは難しいですから、安物の化粧品も悪くはありません。
安物の化粧品は「量で勝負」を意識して、たっぷり使うことで効果を発揮させることができます。
ただ、安物に手を出すのはいいのですが、特に「安物すぎる化粧品」には要注意です。
標準的な価格と比べて、異常に安い化粧品に関しては、出どころや品質管理に不安があるからです。
高いものにも理由があれば、安いものにも理由があります。
一概に安いものが悪いとは言い切れませんが、あまりに安すぎるのは不自然です。
さまざまな労力と時間などが、大幅に省かれている可能性があります。
一般的な商品でも通じる話ですが、安すぎるものを購入する際、それなりの低品質を覚悟しなければいけません。
一番怖いのは、肌への悪影響です。
安すぎるものは、安全品質も大幅に手を抜いている可能性があります。
容器が壊れやすかったり、美容成分や保湿成分が少なかったりします。
安すぎる商品は、低品質のため壊れやすい傾向があるように、通常より劣化が早い可能性があります。
見た目だけでは、なかなかわかりません。
使ってみて、初めてわかることです。
化粧品とはいえ、品質劣化が早ければ、肌をいたわるどころか、傷めてしまうこともあり得ます。
安い化粧品を買うのはいいのですが、あまりに安すぎる化粧品は、無難に避けることをおすすめします。