にきびを早く治そうと、人と会う予定がない週末などに、完全に肌を休ませることがあります。
「肌を休ませれば、肌への負担が減り、にきびも治っていくだろう」
にきびがひどい人ほど、徹底的に休ませよう心がけるはずです。
完全なノーメイクも、人に見られなければ、怖くありません。
ところがです。
肌を休ませた結果、にきびが治るどころか、逆に悪化してしまうことがあります。
なぜでしょうか。
「肌を休ませる」という言葉のとおり、本当に何もしなかったからです。
洗顔の後、化粧水も乳液もしないのはよくありません。
肌は、乾燥すると、堅くなります。
堅くなって毛穴をしっかりふさいでしまうと、分泌される皮脂が毛穴に詰まりやすくなり、にきびができやすくなるのです。
「肌を休ませる」というのは、何もしないことではありません。
あくまでメイクをしないことであって、洗顔の後、化粧水や乳液は必要です。
どんなににきびがひどくても、保湿だけは必要です。
洗顔の後、化粧水と乳液できちんと保湿しましょう。
柔らかい肌があってこそ、毛穴からスムーズに皮脂が排出され、にきびが治っていくのです。