メイクは、まず化粧下地から始まります。
素顔にいきなりファンデーションから塗り始めると、毛穴のでこぼこやしみのため、メイクののりや持ちが悪くなります。
最初に化粧下地から塗り始めることで、毛穴のでこぼこやしみを消し、メイクののりや持ちをよくする効果があります。
そのため、化粧下地と言えば、顔全体にむらなく塗るのが一般的です。
しかし、ここで注意したいことがあります。
光沢感のある化粧下地に限っては、塗り方に工夫が必要です。
顔全体に塗るのはよくありません。
光沢感は、顔を前に浮き出す効果があります。
化粧下地とはいえ、満面に塗ると、顔全体が光を反射します。
立体感が失われ、不自然な顔つきになるのです。
では、どうすればいいのでしょうか。
光沢感のある化粧下地の場合は、顔より二回り、小さくぬりましょう。
顔の外側にあたるフェイスラインは塗らない。
もしくは、やや抑え気味に薄く塗ります。
骨格の低いところは抑え気味に薄く塗る一方、頬骨や鼻先など骨格の高い部分には、厚めに塗ります。
顔より二回り小さく塗るほうが、自然な顔立ちに整います。
光が顔中心に集まるため、きゅっと引き締まった小顔効果も生まれるのです。