メイクのうまさは、センスや才能だと思う人がいます。
それは違います。
勉強ができるからと入って、いきなり100点を取る人はいません。
いくら運動神経がいいからとはいえ、やはり最初は上達に時間がかかります。
センスや才能が関係あるとしても、ごくわずかです。
本当に大切なのは、練習量です。
メイクがうまい人には、必ず、圧倒的な練習量があります。
見栄えは試してみなければ、わかりません。
見栄えがいい人は、それだけたくさん悪い見栄えを経験しています。
色や形のバランスで、見え方が変わります。
見栄えは、わずかなバランスで整うこともあれば、わずかな失敗で崩れることもあります。
メイクは、試行錯誤しながらうまくなっていくものです。
メイクがうまく整っている人は、見えないところで、必ず努力を重ねています。
メイクに失敗しても、落ち込む必要はありません。
失敗をすれば「悪いメイクの例」を勉強できたと考えましょう。
喜んでいいのです。
それはそれで、一歩前進です。
失敗を経験すればするほど、成功への道筋が明確になります。
そうした前向きな気持ちで練習を重ねていけば、次第にうまくなるのです。