座敷の場合なら足を崩してもいいのですが、テーブル席の場合は気をつけたいことがあります。
足を組まないことです。
偉そうな態度に見えるからです。
それくらいいいではないかと思うのですが、自分がそう思っても、相手から見るとどうでしょうか。
飲み会で話しかけづらい人を見ると、たいてい、足を組んでいるものです。
大勢が集まる場ほど「自分はほかの人間とは違うのだ」と優劣を意識して、つい足を組みたがる人がいます。
想像してみましょう。
相手が足を組みながら、話しかけている姿です。
どことなく上から見ているような目線を感じてしまい、萎縮してしまいませんか。
いつの間にか、話しかけにくい雰囲気を出してしまい、出会いのチャンスを逃していることがあるのです。
普段から足を組んでいる人も要注意です。
悪気はないにせよ、いつの間にか相手に横柄な印象を与えていることがあります。
ニュースのアナウンサーで、足を組みながらニュースを読み上げている人はいないはずです。
特に、上司やお客さまの前では厳禁です。
お酒を飲んで陽気になると、うっかり足を組みたくなります。
目上の人の前で足を組んでいると、偉そうに見えて、不快にさせてしまいます。
足を組みながらお酌をするなんて、言語道断なのです。