幹事は、入り口付近にいるのが一般的です。
幹事は全体をまとめる都合上、入り口付近に座っているのが、最も都合がいいからです。
店の人に注文をお願いしたり、料理を受けたり、メンバーをトイレに案内したり、全体を見渡せることができたりなどです。
よく見かけるトラブルがあります。
注文内容が決まったのはいいですが、入り口付近に幹事がいるので、店員ではなく幹事に伝えてしまうのです。
もちろん幹事はまとめ役ですから、店員に伝える注文を代わりに受けてくれるでしょう。
しかし、幹事ではなく、できるだけ店員に直接注文するほうがスマートです。
みんなが幹事にお願いしてしまうと、幹事1人に負荷が集中してしまうからです。
たしかに宴会をまとめるのは幹事役です。
ある程度、注文をさばくのに慣れているとはいえ、やはり限界があります。
幹事も、人間です。
幹事に向けて負荷が集中しすぎると、混乱してしまいます。
その結果、注文を聞き間違えたり、店員に迷惑をかけたりしてしまうことになるのです。
メンバーは、お金を払っているとはいえ、ふんぞり返るのはよくありません。
仲間同士ですから、助け合いの精神が大切です。
すべてを幹事に任せすぎないことです。
幹事の様子にかかわらず、自分でできることは、自分でしましょう。
そういう気遣いができる人は、幹事にも喜ばれるのです。