宴会や飲み会の場では、上司から説教されることがあります。
仕事中の態度であったり、社会人としてのあり方であったりします。
上司からの説教ほど、つらいものはありません。
反論するには、理性が必要です。
しかし、お酒が入っていると理性を失い、言いすぎてしまいやすい傾向があります。
お酒が入った勢いで反論をすると、たいてい言いすぎてしまいます。
上司が言いすぎるのはよくても、部下が言いすぎると、後悔するだけです。
「上司の機嫌を損ねてしまった」と、翌日になって後悔します。
職場の人間関係にひびが入り、仕事に支障が出ることもあるのです。
出世に響くこともあり得ます。
では、上司から説教が始まれば、どう対応すればいいのでしょうか。
決まり文句があります。
「勉強になります」です。
上司からの説教は勉強だと思い、ありがたく聞かせてもらうのです。
単なる美辞麗句ではありません。
決まり文句とはいえ、事実、本当に勉強になる場合があります。
私も飲み会の場で、上司から頻繁に説教をされます。
普段の職場では、なかなか羽目を外したことをいえませんが、酔っているときこそ上司の本音がうかがえます。
厳しい言葉が大半ですが、たしかに当たっていることも多いのです。
酔った勢いとはいえ、冷静に聞いていると、正しい内容が多い。
上司が酔ったときに口に出す本音は、耳に痛いですが、勉強になります。
経験豊富な上司から、厳しい指摘を聞かせてもらえるチャンスなのです。