会社の宴会や飲み会では、隣の席に上司が座って飲むこともあります。
隣に上司が座ると、緊張しますね。
上司が隣に座ったとき、必ずと言っていいほど聞かれる定番の質問があります。
「よくお酒は飲むのか」という質問です。
やはりお酒の席ですから、上司としては部下がどのくらい飲むのか気になります。
あなたはどう答えますか。
もちろん仲間同士で飲むなら、ありのまま答えていいでしょう。
しかし、相手が上司ともなると、答え方にも工夫が必要です。
「まったく飲めません」と言うと、上司としても接しづらくなります。
お酒が飲めないのでは社交性が乏しい印象を持たれ、評価に響くかもしれません。
とはいえ「毎日、水のように飲んでいます」というのも、あまりよい印象を持ちません。
上司としては、部下の健康状態も気になります。
お酒を毎日大量に飲んでいる部下であるとわかれば、自己管理ができていないような印象を受けるでしょう。
お酒に飲まれている印象を受け、評価に響くのです。
正直に答えるとはいえ、難しいところです。
実は、この場面で定番の答え方があります。
「たしなむ程度です」と言えばいいのです。
ここでさっと「たしなむ」というフレーズが出てくれば、スマートです。
「たしなむ」という表現から、お酒の味を楽しみとマナーを心得ている印象を受けます。
上司も「おや。なかなかわかるではないか」と感心するに違いありません。