隣の人のあくびを見て、つられて自分もあくびをした経験はありませんか。
気持ちよくあくびをしているのを見ると、自分の欲求が目覚めてきます。
誰かの行動や発言がきっかけで、自分の行動を思い出すのです。
友人がトイレに行こうとして、自分もトイレに行きたいことを思い出す。
テレビでおいしそうに食事をしている場面を見て、自分も食欲が湧いてくる。
誰かの行動や発言につられて、自分の眠っていた潜在的な欲求が表面化するのは、よくあることです。
これは恋愛に生かせます。
人間、誰でもおなかがすきますね。
おなかがすかない人はいません。
「おなかがすいたなあ」と、わざとらしく言いましょう。
すると、相手ははっとします。
「そうだ。自分もちょうどおなかがすき始めてきたところだ」と思うのです。
思わず「自分もちょうどおなかがすいてきたところ」と口にしてしまいます。
その瞬間がチャンスです。
すかさず「同じだね。じゃあ、一緒に食べに行こうか」と言いましょう。
お互いが同じ状況なら、同じ行動を共にしやすくなります。
気づけば、相手と一緒に食事へ行くことになっているのです。
では、問題はいつ言うかです。
昼食前や夕食前です。
昼前や夕方前は、誰でもおなかがすいている時間帯ですね。
そのタイミングを狙って、わざと「おなかがすいたなあ」と言えば、きっと相手も同調してくれます。