「デートの練習をさせて!」
好きな人にいきなり話しかけてみましょう。
好きな人にいきなり「デートをしよう」というのではなく「デートの練習をさせてほしい」という口実で誘いましょう。
最初は、あえて好きな人は誰かを伏せておくことです。
多くの場合、相手も喜ぶはずです。
実は相手も恋愛に興味があるはずです。
内心、誰かとデートの練習をしたいと思っているからです。
スポーツでも練習がありますし、受験でも模擬試験で練習しますね。
にもかかわらず、恋愛だけ練習がないのはおかしいですよね。
恋愛でも、実は練習が誘う側にも誘われる側にもメリットがあります。
疑似デートでも、ひとときのどきどきした気分を味わえます。
それが疑似であろうと、練習であろうと、やはり嬉しいのです。
「いいよ。デートの練習に付き合うよ。ところで好きな人は誰?」
相手がOKしてくれました。
しかし、やはり練習するとなると、デート本番の相手が気になりますね。
練習はいいのですが、誰のことが好きなのか、気になるところです。
「練習はいいけど、お目当ての好きな人は誰なの?」
ここでポイントがあります。
「今は恥ずかしくて言えない。練習に付き合ってくれたら教えるね」と言いましょう。
すぐ言わないのです。
練習に付き合えば教えてくれるなら、なおのこと、デートの練習をさせてもらいやすくなります。
デートには乗り気でなくても、相手は誰が好きなのかが気になり、練習をさせてもらいやすくなるのです。
さあ、デートの練習です。
場所はどこでも結構です。
練習ではありますが、本番さながらに設定しましょう。
休日に2人で会い、食事をして、映画を楽しみました。
練習ということで、手もつないでみましょう。
練習と思えば、恥ずかしいことは何でもできるはずです。
さて、1回目のデートが終わりました。
「デートの練習をしたよ。約束していた好きな人が誰か教えて」
ここで本当のことを打ち明けます。
「実はあなたです」と。